皆さん、こんにちは。
10月17日(火)、スポーツ柔整学科2年生は介護と機能訓練の授業の一環として、
認知症の特別講義を行いました。
認知症は、超高齢社会を突き進んでいる日本にとっては最重要課題のひとつにもなっています。
今回は「認知症サポーター養成講座」と題しまして、
キャラバン・メイトの尾崎信治郎様
にお越し頂き御講義頂きました。
お忙しい中お越し頂き、ありがとうございます。
まずはウオーミングアップから!
「トントンスリスリ」を机上で行っていきます。
頭では理解しているのに、体が言うことをなかなか聞いてくれませんね
更に難易度は上がり、自分の目の前に壁があるつもりでトライ・・・。
動きがあべこべになってしまいますね。
座学としては、認知症を引き起こす主な病気、症状、診断や治療といった内容を
学んでいきました。
今回の講義を通じて、学生達も認知症に対する見方が変わったことと思います。
そして、一人でも多くの学生達が認知症サポーターとして世に貢献できると嬉しいです
。
同日の午後、中央医療健康大学校の1年生トレーナー部員向けに、
幼児安全法短期講習を行いました。
こちらは、先週に引き続いての講義で、
日本赤十字社 静岡県支部様に御協力頂き開催しました。
二週に渡りご協力頂き、ありがとうございます。
今回は、応用包帯ということで、
ストッキングや大き目のハンカチを使用した固定を学んでいきました。
学生達は普段の包帯実技の授業で、基本包帯を学んでいる最中です。
通常の包帯と比べてどんなカンジになるでしょうか
先ずはストッキングを使用した頭部の応用包帯からです。
三角巾を使用した頭部の保護と異なり、適度な圧迫感を感じられます。
緊急時には役立ちそうですね
次は前腕の固定です。
こちらも伸縮性をうまく利用して適度に圧迫が加えられます。
キツイ訳ではなく、むしろ心地よささえ感じられます。
ハンカチを使用した応用包帯では、手の甲からの出血を想定して行います。
こちらも理にかなった固定で、実践的です。
先週、今週と学生達と共に講義に参加させて頂き感じたことは、学生達の飲み込みの速さです。
先週の小児AED講習も今回の応用包帯も、手際良く効率的に行っていました。
学生達が今後、この経験を活かしてくれると良いですね。