こんにちは。
理学療法学科の遠藤です。
残暑厳しい毎日ですが、皆さん体調崩していませんか?
8月17日に清水エスパルスのトレーナーさん達との交流会が開かれました。
理学療法学科、スポーツ柔整学科、柔道整復学科、そして鍼灸健康学科の学生さんプラス私遠藤で参加しました。
中には限定ユニフォームを持参して参加した学生さんもいました。
まずは練習を見学。観客席の私達まで汗だくになりそうな炎天下の中、
選手達ランニングやシュート練習、ミニゲームなどを行い、その様子をトレーナーさん達が見つめています。
選手のコンディションや動きを確認しているようでした。
また、ケガをしている選手に寄り添い、ストレッチやジャンプ、ランニングなどの別メニューを行っているトレーナーさんもいました。
プロ選手ともなるとちょっとした“感覚”の違いがパフォーマンスを変えてしまうのでしょう。
走る感覚や蹴る感覚を確かめながら練習をしているようでした。
練習が終わると、どの選手も気軽にサインや握手に応じてくれ、普段あまり選手を知らないと女の子達も“イケメン”選手のサインをちゃっかりGET!
お昼休憩の後、トレーナーさん達との交流会が始まりました。
まず、理学療法士の間宮さんがエスパルスでの理学療法士の役割やどんな経緯でエスパルスのトレーナーになったのかなどを話してくれ、将来トレーナーを目指している学生さん達にエールをくれました。
次に、鍼灸師でトレーナーの大沼さんと若林さん、アスレチック・トレーナーの大友さんによるテーピングの講習。
おあつらえ向きにサッカーの試合中、足の靱帯を損傷した学生さんがいたので、彼をモデルにテーピングを巻いてもらうことになりました。
すると突然、大沼さんは彼に、ケガをした経緯、医師の診断、今後の見通しなどをみんなの前で発表するように促しました。
フラれた学生さんは最初戸惑いながらも、徐々にしっかりと説明してくれました。
なぜ、トレーナーさんは彼に急に話をするように言ったのか?
それは、トレーナーは練習や試合中、選手一人一人に気を配り、些細な変化も見逃さないようにして、トレーナー全員で情報共有をしているために常に報告し合うそうです。
その時、選手の状態や状況をきちんと伝えることが出来ないとトレーナーは務まらないとのお話でした。
また、テーピング1つ巻くのであっても、目的や状況に応じてテープの種類、巻く位置・強さ・方向に至るまで、選手と密にコミュニケーションを図って最高のパフォーマンスを引き出せるよう調整をするのだそうです。
解剖学や運動学などの基礎的な知識や技術を習得するのと同様に、的確な“コミュニケーション能力”もしっかり身につけることが大切だと教得て頂きました。
最初緊張していた学生さん達も、フレンドリーに接してくれたトレーナーさん達の話に引き込まれ、とても楽しい体験になりました。
今後もこのような機会があれば、是非参加したいと思いますし、より多くの学生さん達に体験してもらえたらなぁと思います。
エスパルスの皆さま、ありがとうございました!