コース紹介

フルライセンスコース (教育訓練給付制度指定講座)/ライセンスコース

卒業時には製菓衛生師の受験資格を取得できる修業1年のコースです。
フルライセンスコースの方は、1年間で調理実習・カフェ・カクテル・製菓実習と食品学・栄養学・食品衛生学・公衆衛生学・衛生法規・社会・製菓理論の7学科を学びます。
ライセンスコースの方は、1年間で製菓実習・カフェと食品学・栄養学・食品衛生学・公衆衛生学・衛生法規・社会・製菓理論の7学科を学びます。

入学生は本校の製菓通信科にも同時に所属し、学校での授業のほかに、年5回のレポート提出とご自宅での製菓制作課題2回が必修となります。受験資格取得後は各県で毎年行われる国家試験(筆記のみ:上記科目のうち社会を除く6科目)を受験し、合格すれば製菓衛生師の国家資格が取得できます。

取得できる資格製菓衛生師受験資格
希望者のみ
取得できる資格
NPO日本食育インストラクター協会:食育インストラクター3級

※規定の授業の他に、食育の授業を12単位別途に受講することが必要です。
※食育授業料・受験料・認定申請料として別途必要です。

フード・パティシエコース

製菓衛生師の受験資格を必要としない方のための修業1年のコースです。
実習授業はすべてライセンスコースと合同で行います。1年間で調理実習・カフェ・カクテル・製菓実習を学びます。

希望者のみ
取得できる資格
NPO日本食育インストラクター協会:食育インストラクター3級

※規定の授業の他に、食育の授業を12単位別途に受講することが必要です。
※食育授業料・受験料・認定申請料として別途必要です。

フードコース、パティシエコース

調理実習、または製菓実習・カフェのみを受講する修業1年のコースです。
実習授業はすべてライセンスコースと合同で行います。
また、規定の授業以外もご希望の授業を選択して受講することができます。(別途受講料が必要です。)

希望者のみ
取得できる資格
NPO日本食育インストラクター協会:食育インストラクター3級

※規定の授業の他に、食育の授業を12単位別途に受講することが必要です
※食育の授業の他に、栄養学、食品学の授業を6単位別途に受講することが必要です。(¥9,000 別途必要です)
※食育授業料・受験料・認定申請料として別途必要です。

製菓衛生師について

製菓衛生師法に基づいて、厚生労働省管轄の国家資格です。菓子づくりの技術と、食品添加物などを含む衛生管理の知識を持つ事の証明となります。この資格は調理師同様「業務そのものは資格がなくても行うことができるが、有資格者以外は名乗ることが出来ない名称独占資格」であり、菓子店の経営や菓子製造業に従事するのに必ずしも必要な資格ではありません。(食品衛生責任者の有資格者に該当します。)
しかし、食の安全がますます重要となっている現在、製菓衛生師免許は正しい知識と技術の証として、顧客から信用を得る上でとても大切な役割を持っています。

製菓衛生師免許の受験資格を取得するには、次の3つの方法があります。

  • 製菓衛生師過程を持つ修業年限1年以上の専修学校に通う。
  • 製菓衛生師の通信課程を受講する。
  • 製菓店などで実務経験を2年以上積む。

いずれの場合も各県で毎年1回実施される国家試験(筆記6科目)を受験しなければなりません。

食育インストラクターについて

食育インストラクターとは、健康的な食生活が過ごせるように、食品の選び方や調理方法に関するアドバイスをする、食に関するスペシャリストです。
平成17年に制定された食育基本法の目標を総て達成させるためには正しい食育をきちんとマスターしたうえで、自治体や教育現場、家庭などで食育を広めていくことのできる指導者の育成が急務となっています。この正しい食育を指導できる人を「NPO 日本食育インストラクター」として認定しているのが、特定非営利活動法人「NPO 日本食育インストラクター協会」(服部幸應理事長)です。
この協会は平成18年に内閣府から認証された団体ですが、母体となっているのは日本に家庭料理を根付かせ、創立以来54年の歴史を持つ全国料理学校協会です。

詳しくは、NPO日本食育インストラクター協会のホームページをご覧ください。(別ウィンドウで開きます)