カリキュラム – 製菓衛生師科

総実習時間数 約1,230時間/2年

基本・応用・実践を繰り返し学ぶことで実力をしっかりと身につけます。

製菓実習

製菓実習

製菓は分量や焼き加減がほんの少し違っても、仕上がりは大きく異なります。基本を学びながら、味だけでなく豊かな色彩感覚も磨きます。

製パン実習

オーブンの使い方から、発酵の種類や成形方法、焼成などを学びます。ハード系のパンや食パン類、菓子パン類など世界各国のさまざまなパンに挑戦します。

ベーシックマスター

ベーシックマスターとは、その名の通り、基礎技術を習得するということ。果物の切り方、泡立て、スポンジケーキの焼き方などの基本を学びます。

高度製菓技術実習

基本の技術をさらに高め、より上質で魅力のある商品作りには何が必要なのか、少しずつレベルアップしながら技術と感性を高めます。

レストラン研修(実践トレーニング)

洋菓子販売をはじめとしたショップ運営を学生主体で行います。スタッフの連携や商品の魅せ方に気を配る中でプロ意識が向上。通信販売も行い、ネットショップ作りから商品内容の検討、梱包発送、サンクスレターなど細部に心を込めて商品を届けています。


チョコレート実習室

学生のうちにショコラティエとして高い専門性を身につけられる国内でも指折りの環境があります。

・24時間適正な温度、湿度コントロールで繊細なチョコレートを管理

・壁と床に断熱材を入れ気温と湿度の影響を最小限に

・欧州地区の最新機材を用い国際レベル対応型の水準

・保存庫や熟成庫も設置

単一豆やブレンドなどオリジナルのチョコレートを制作できます。また販売できる施設が整っているのでプロとして通用するノウハウを学べます。日本では市場規模が拡大すると言われている分野なので将来の選択肢が広がります。

さまざまな研修

インターンシップ

1年生の終了前の3月に実施される研修です。実際にホテルやパティスリーなどで働きながら実践的に学びます。就職に直結するとても大事な研修です。

食事研修(県内外で実施)

入学直後から様々な学びのタイミングで実施される研修です。首都圏の一流レストランや高級ホテルでの見学や食事も行いながら業界の情報を知ることができます。

海外研修(希望者)

フランス・イタリア・ベルギー・オーストリアなどへ海外研修に行くことができます。本場の料理を食べたり調理現場、食材の生産や製造工程を見学します。厨房での研修では食材の使い方、店舗のトータルコーディネート、繊細な味やおもてなしを体感できます。

実践力育成ゼミ(希望者)

授業で学ぶことをさらに掘り下げて製菓について学ぶことを目的に作られました。放課後や休日を利用して農場や市場、生産工場などに行きそこで働くプロに貴重な話を聞いたり食材を味わったりします。また学校で食材などの講義を開催し、食材の活用方法や加工方法などを学びます。そのように学んだことをパティスリー営業に活かし、ゼミ単独でのパティスリーもオープンします。

理論・教養

製菓衛生師の受験資格に欠かせない単位を取得します。また全員合格を目指して試験対策と集中講義を実施します。

食品衛生学

製菓理論

食品学

公衆衛生学

衛生法規

社会

栄養学

フランス語

洋菓子作りに必要とされるフランス語を身につけます。実習を行いながら学ぶ時間もあります。

パティスリーラッピング

いろいろなテーマやイベントに合わせたラッピングを学びます

色彩学

製菓国家試験集中講義

ビジネス論

教養学